2010年10月アーカイブ

2010年10月 1日

体験レポ-ト?!

記録ずくめの猛暑もどうにか過ぎ去り、涼やかな秋の気配が感じられるようになりました。武道館に勤務して初めて迎える夏でしたが、本当に暑い夏でした。利用者の皆さんには、冷房の無い道場での稽古、例年の何倍もの汗を流されたのではないでしょうか。お疲れ様でした。

斯く言う私も、この夏、初めての武道を体験し、汗でぐしょぐしょになりました。60代に入り、あまり動きの激しいものは無理だろうと考え、居合道教室を選びました。過去座学での勉強の機会は幾度となくありましたが、実技指導を受けるなどは40年ぶりぐらいです。頭では理解し、そのようにやっている積もりでも身体は思うように動いてくれません(涙)。運動感覚の衰えを自覚せずにはおられず、弱気になることもありました。しかし、それ以上に辛かったのが「正座」でした。板の間での正座は、私にとってはまるで「針のむしろ」。最初は5秒ももたず、膝を崩してしまいました。足の甲の骨がギリギリと痛むのです。他の人はそんなでもなさそうなのに、なぜ自分だけ…?足の造りに異常でもあるのかと思ったほどです。ともあれ、正座ができなくては始まらないので、テ-プを巻いたり、厚手の靴下を履いたり…大いなる我慢で少しずつ慣らし、卒業の頃には靴下なしでもどうにか耐えられるところまで漕ぎ着けました。日常から正座する場面が消えて、今や多くの日本人が正座に苦痛を感じるようになってしまったのではないでしょうか?

何だか外国人が正座の訓練を受けたような話になってしまいましたが、本筋の居合道は全剣連12本のうち8本まで進み(例年は6~7本)、今年の生徒は覚えが良かった(?)とのお褒めの言葉を頂きました。 

どうぞ皆さんも新しいことに挑戦してみて下さい。武道は稽古の結果が目に見える形で出てくるので、とても遣り甲斐があると思います。                                             いよいよスポ-ツの秋到来。武道館で気持ちの良い汗を流して下さい。