2011年12月アーカイブ

2011年12月 3日

2011年を振りかえって

 2011年も残すところあと僅かとなりました。
皆様にとってどんな一年でしたでしょうか?
今年は、やはり東日本大震災をなくしては語れない一年かと思います。
武道館も一時避難所となり、多い時で36人の方々が避難していました。
当館職員の親戚も仙台、福島に在住しておりますので他人事ではありませんでした。
この未曾有の震災後、心に強く残った言葉があります。
それは宮城県気仙沼市階上(はしかみ)中学校の卒業式での答辞です。
 《一部抜粋》
 『“階上中学校といえば防災教育”と言われ、内外から高く評価され、
  十分な訓練もしていた私達でした。しかし、自然の猛威の前には人間の力は
  あまりにも無力で、私達から大切なものを容赦なく奪っていきました。
  天が与えた試練と言うには惨すぎるものでした。
  辛くて、悔しくて、たまりません。しかし、苦境にあっても天を恨まず
  運命に耐え助け合って生きていく事が、これからの私達の使命です。』

 「天を恨まず…」なかなか言える言葉ではありません。ましてや災害の当事者です。
15歳の少年のこの答辞には大変心を打たれました。
被災者の方々はまだまだ心の傷が癒えないでしょうが、また新しい一年が始まります。
少しずつ、少しずつ、皆で前を向いてがんばって行きましょう。

 新年には、またお元気な姿の皆様とお会いできますことを楽しみにしております。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年はきっといい年になることを、武道館職員一同祈念いたしております。     K.K