2019年1月アーカイブ

2019年1月 4日

型があるから型破り、型がなければ形無し

  新年明けましておめでとうございます。平成の最後の新年を無事に迎えられましたことは皆様方のご支援・ご協力の賜物と感謝申し上げます。

  さて、武道・茶道・芸術などにおける修業の理想的なプロセスを3段階で示した「守破離(しゅはり)」という言葉があります。「守」は、師や流派の教え、型などを忠実に守り確実に身につける段階。次にそれを「破」る時期、良いものを取り入れ、自分に合った型をつくることにより既存の型を「破る」段階です。そして最後は師や流派から「離」れて自分なりの独自の表現をする時期がやってきます。新しいものを生み出し確立させていく段階です。
  重要なのは基本を疎かにしてはならないということ。表題の言葉は十八代目中村勘三郎の座右の銘でもあり、最近知って好きな言葉なのですが基本の型を会得せずいきなり個性や独創性を出すのは「形無し」であるというわけです。偉大な画家ピカソがデッサン力、構図力ともに驚異的な技巧であったことでも知られていますよね。
  この「守破離」の考え方、茶道、武道、芸術だけでなく、他のスポーツ、仕事、勉強あらゆる人生の場面において当てはめることができると思います。

  新年となり、また平成の世も残りわずか、大きな節目を迎え新たな気持ちで何かを始めようとする時には、カッコ良く型破りな個性目指して、まずは基本百篇(⁉)教えを忠実に守り、確実に身に付ける精神を忘れずにいたいものです。                                                                                                                                                                                                                  MK

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