2019年6月アーカイブ

2019年6月 4日

武道教室にも「少子化」の影響が

  神奈川県立武道館では年間を通して武道教室を開催しています。内容としては、まず小学生通年の柔道、剣道、空手道の3種目、中学生以上・一般では柔道、剣道、弓道、居合道、なぎなた、合気道、太極拳の6種目を開催しています。受講者数は毎年650名規模で推移していますが、ここ数年小学生の減少が課題となっています。
  過去の実績を振り返ると、平成20年は200名もいましたが年々減少し、昨年度は92名ということで、この10年で半減という結果になりました。正にこの国の課題となっている「少子化」がそのまま現れたと考えています。このような状況から、各連盟や学校関係においても参加者の減少のため大会運営で苦労しているという話を耳にします。武道館としても対策の一つとして、スポーツ月間での体験教室や、2月に臨時開館し「小学生武道体験教室」を開催するなど、情報発信をしているところです。
  一方で、受講者の構成から別の現象も見えてきます。昨年度の第3期と第4期の8教室の内訳ですが、人数は合計273名ですが内70%が女性で占めていて、この傾向は定着しています。ちなみに平均年齢は48.6歳、最高齢は86歳ということで、ここからは開催種目の特性が現れていることがわかります。

  さて、来年はいよいよ東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。武道では日本武道館で柔道と空手道が行われる予定です。年齢がわかりますが、私は小学6年生のときに東京オリンピックの柔道を見て大変感動し、すでに始めていた柔道に対しさらに打ち込んだことを思い出します。来年の大会により子供たちが武道に興味をもってくれることを期待したいものです。

H.K

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