2019年9月アーカイブ

2019年9月 1日

「ノーサイドの精神」

今月は日本でラグビーW杯が開催されます。
2015年日本が優勝候補の南アフリカを撃破した試合は、ルールも分からないのにただただ感動したのを覚えています。今年は今放送中のラグビードラマを見ているせいか本気の試合を早く見たい!今年はどんな展開が待っているのか期待が高まっています。
ラグビー用語で試合終了の事を指す、NO SIDE(ノーサイド)とは、試合が終わった瞬間に敵味方の区別がなくなり、勝った側(SIDE)も負けた側(SIDE)もない(NO)という意味だそうです。戦いのあとはお互いの健闘を称え合うという精神が尊重され、ラグビーでは紳士的であることが求められています。激しいタックルやスクラムでスポーツとしてはかなり危険な行為を伴う中で、互いに紳士的であることは相手や自分を身体的なダメージから身を守ることにつながります。

これは武道で相手への礼儀が求められることと共通しているのではないかと思います。相手があってこそ学ぶことができ、また試合をすることが出来るのです。日本一を争う剣道の全日本選手権では、試合を終えた選手は互いに礼をした後、場外の畳の上で正座をしたまま面を外し、再び深々と礼を交わして試合は完結するそうです。柔道においても強ければ強いほど礼の精神を保ち、他を活かす自他共栄の心情・態度でいなければなりません。相手を安全に投げる方法を知っていることは、つまり危険な方法も知っているということ。勝ちたい衝動に駆られて、相手がケガをしようと構わないからと無茶な動作に走ったり、相手を罵倒する行為はあってはならないのです。

個人競技団体競技問わず、正々堂々真剣勝負でかつ相手への思いやりを忘れないノーサイドの精神のある選手が試合中試合後に見せる姿勢は、見ていて清々しく感じますよね。

補記:ただ試合終了時にノーサイドと言うのは現在日本だけで、海外ではフルタイムと言うとのこと。世界的には試合前、試合中、試合後も含めてサイドは作らないのがラグビーだそうで、観客席をみると、お互いのチームのファンが隣同士に座って、観戦するのは当たり前の光景らしいです。日本では馴染みのない光景ですがW杯の観客席では見られるかもしれませんね。

M.K

月別 アーカイブ

このアーカイブについて

このページには、2019年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2019年7月です。

次のアーカイブは2019年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。