メンズニキビができやすいのは、思春期と呼ばれる10代の間だけ、年齢が上がればニキビは自然に落ち着くと考える人もいるでしょう。
しかし、大人になってからもメンズニキビに悩まされるという人は多くいます。
ただ、ニキビの原因というのは年齢によって変わるため、大人になったら大人ニキビ用のケアが必要となります。
大人になってできたニキビには、どんなケアが有効か、簡単に見ていきましょう。
年齢によって変わるニキビの原因
10代にできる思春期ニキビの原因の多くは、成長ホルモンや性ホルモンの影響です。
成長ホルモンによって過剰分泌した皮脂にアクネ菌が繁殖すると、ニキビになります。
ただ、成長ホルモンの分泌量は年齢と共に減っていくため、思春期ニキビは大人になると出なくなることが殆どです。
ただ、大人になると思春期とは違う原因でニキビができる可能性があります。
大人ニキビができる原因は?
大人ニキビができやすくなる要因は、以下の通りです。
・ストレスが多い生活
仕事や日常生活などのストレスを抱えていると、皮脂の過剰分泌を招く男性ホルモンの分泌量が増えます。
・食生活の乱れ
脂肪分の多い食事は皮脂の過剰分泌、栄養バランスが悪い食事は健康な肌を作るための栄養不足の原因となります。
・睡眠不足
正常な新陳代謝を促すためには、しっかりとした睡眠時間の確保が必要です。
・間違ったスキンケア
肌の手入れに問題がある場合も、ニキビができやすくなります。
大人になってニキビができた場合は、ストレスが溜まっていないか、生活習慣が乱れていないか見直してみると良いでしょう。
原因を改善することで、ニキビができにくい状態を作ることができます。
そしてもう一つしておきたいことが、正しいスキンケアを心がけることです。
スキンケアを大切にすることで、ニキビができにくい肌へと変えていくことができるでしょう。
大人ニキビとスキンケア
化粧水を使ったケアをしているのに、メンズニキビができると悩む人もいるでしょう。
スキンケアをしているのにも関わらず、ニキビが改善しない場合は、ケアのやり方を間違えている可能性があります。
本気で改善したい時は、ビタミンC誘導体やコラーゲンなどの成分が入った化粧水を塗っておけばそれで良いと考えるのではなく、本当に肌に良いスキンケアをしてくことが大切です。
正しいスキンケアとは
大人のメンズニキビを治したい時は、まず洗顔料などで余分な皮脂を綺麗に落とすところから始めましょう。
洗顔料や洗顔せっけんはしっかりと泡立て、肌をこすらないように洗うことで、余分な皮脂や汚れだけを優しく落としていくことができます。
綺麗にすすいだ後は、化粧水をつけていくのですが、この時に重要となるのが、しっかりとした量を塗布することです。
ハンドプレスなどで毛穴の奥まで浸透させたら、乳液やクリームで蒸発を防いでおくことが大切です。
化粧水をつけていればケアは充分と考える人もいますが、油分を補わなければ、化粧水は肌の水分を奪いながら蒸発していきます。
男性の肌の水分量は元々少ない上に、ケアによって水分が蒸発する状態になれば、余計にニキビができやすい状態となってしまいます。
メンズニキビを改善したい場合は、化粧水を塗った後の保湿ケアまで忘れず行うようにしておきましょう。
忙しくてケアに時間をかけることが難しい場合は、化粧水だけでなく乳液などの役割も果たすオールインワンタイプの化粧水を使うのも良いでしょう。
最後の保湿まで意識したケアを心がけることで、メンズニキビに悩まされにくい肌作りができます。
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